documentが垂直方向にスクロールされているピクセル数を返します。

文法

var y = window.scrollY;

yには、現在documentが上端からスクロールされているピクセル数が格納されます。

例

// scrollByPages(1)の処理により、
// ページが1ページ分スクロールしているとします。
if (window.scrollY) {
  //スクロールの位置をdocumentの左上端の位置にリセットします。
  window.scroll(0, 0);
}

window.scrollByPages(1);

注意事項

window.scrollBy()、 window.scrollByLines()、 window.scrollByPages()のような、相対スクロール関数を使用している場合、 このプロパティを使用してdocumentが既にスクロールされていないかを確認してください。

pageYOffsetプロパティは、scrollYプロパティへのエイリアスです。

window.pageYOffset == window.scrollY; //常にtrue

ブラウザ間の互換性のために、window.scrollYの代わりにwindow.pageYOffsetを使用してください。 ただし、Internet Explorerの古いバージョン(< 9)は、window.pageYOffsetがサポートされておらず、 使用できるプロパティを確認してこの問題を回避する必要があります。 互換性の問題を完全に回避するには、次のようなコードを書く必要があります。

var supportPageOffset = window.pageXOffset !== undefined;
var isCSS1Compat = ((document.compatMode || "") === "CSS1Compat");

var x = supportPageOffset ? window.pageXOffset : isCSS1Compat ? document.documentElement.scrollLeft : document.body.scrollLeft;
var y = supportPageOffset ? window.pageYOffset : isCSS1Compat ? document.documentElement.scrollTop : document.body.scrollTop;

仕様

• CSSOM View Module: window.scrollY(Editor's Draft)

関連項目

• window.scrollX

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