.history

読み取り専用のプロパティで、 ブラウザのセッション履歴の操作インターフェースを提供するHistoryオブジェクトへの参照を返します。 (タブまたは現在のページのフレームで訪れたページが読み込まれます。)

文法

var historyObj = window.history;

取得されたHistoryオブジェクトは、後述するメソッドを持ちます。 (訳注: メソッドについては、Historyのページを参照してください。) historyの使用例と詳細については、「Manipulating the browser historyを参照してください。 そのページでは特に、 使用する事前に注意しておくべきpushState()replaceState()メソッドのセキュリティについて説明されています。

history.back(); // 戻るボタンのクリック処理に相当
history.go(-1); // history.back()に相当

仕様

トップ階層のページであれば、ブラウザの進む・戻るボタンの隣にあるドロップダウンから Historyオブジェクトを介してアクセス可能なhistoryのセッションのページ一覧を確認することが可能です。

セキュリティ的な観点からHistoryオブジェクトは権限の無いコードが、 historyセッション内の他のページのURLへアクセスすることを許可しませんが、 それをhistoryセッションへ誘導することは許可します。

権限のないコードから、historyセッションをクリアまたは戻る/進むナビゲーションを無効化する方法はありません。 これに近い解決方法にlocation.replace()メソッド(例3を参照)があり、 提供されたURLでhistoryセッションの現在の項目を置換します。

ブラウザ互換性

MSDN: history object (Internet Explorer)

関連項目

 Back to top

© 2017 Mozilla Contributors
Licensed under the Creative Commons Attribution-ShareAlike License v2.5 or later.

このページは、ページトップのURL先のMozilla Developer Network(以下、MDN)のコンテンツを翻訳した内容を基に構成されています。 構成について異なる点も含まれますので、下記の項目を確認し、必要に応じて元のコンテンツをご確認ください。 もし、誤訳などの間違いを見つけましたら、 @tomofまで教えていただければ幸いです。

  • 特定のブラウザに特化しすぎている情報やあまりにも古い情報、 または試験的に導入されているようなAPIや機能については、省略していることがあります。
  • 例やデモについて、実際にページ内で動作させる関係で一部ソースコードを変更している場合や、 その例で使用しているコンテンツの単語や文章などを日本人向けに変更しいてる場合があります。
  • MDNの更新頻度が高いため、元のコンテンツと比べ情報が古くなっている可能性があります。
  • "訳注:"などの断わりを入れた上で、日本人向けの情報の追記を行っている事があります。