null
nullはNULL値または"空"値を表すJavaScriptのリテラルで、オブジェクトの値が提供されていないという事になります。これは、JavaScriptのプリミティブ値の1つです。
文法
null
null
はリテラル(undefinedのようなグローバルオブジェクトのプロパティでは無い)です。
APIでは、しばしばnull
はオブジェクトであることを期待して取得しようとしたが、
いずれのオブジェクトも適用されていないといった場合に返されます。
null
またはundefinedを判定する際に、
等式(==)と同一(===)の演算子の違いに注意してください。
(前者は、型変換が実行されます。)
// fooは存在しないため、未定義であり、初期化されません。
> foo
"ReferenceError: foo is not defined"
// ここではfooは存在が知られることになりますが、
// 型も値も持ちません。
> var foo = null; foo
"null"
nullとundefinedの違い
typeof null // object (ECMAScriptのバグで、nullになるべき)
typeof undefined // undefined
null === undefined // false
null == undefined // true
仕様
ブラウザ互換性
機能 | Chrome | Firefox (Gecko) |
IE | Opera | Safari |
---|---|---|---|---|---|
基本 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
機能 | Android | Chrome for Android |
Firefox Mobile |
IE Mobile |
Opera Mobile |
Safari Mobile |
---|---|---|---|---|---|---|
基本 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
関連項目
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