.onscroll

windowがスクロールした際に呼び出される関数を指定します。

文法

window.onscroll = funcRef;

funcRefには、関数または関数への参照を割り当てます。

例1: 一般的な使用例

window.onscroll = function (event) {
  // windowがスクロールされた際に呼び出される処理
}

例2: スクロールを検知

下記の例は、ページがスクロールされる度にアラートダイアログを表示します。

<!doctype html>
<html>
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8" />
<title>onscroll test</title>
<script type="text/javascript">
window.onscroll = scroll;
function scroll () {
 alert("スクロールを検知! " + window.pageXOffset + " " + window.pageYOffset);
 //注意: window.innerWidthとwindow.innerHeightを使用して、
 //      表示領域の幅と高さにアクセスすることが可能です。
}
</script>
</head>
<body>
  <p>windowのサイズを縮め、</p>
  <p>スクロールバーを使用して、</p>
  <p>ページコンテンツを</p>
  <p>window内で</p>
  <p>スクロールしてみてください。</p>
</body>
</html>

例3:

下記は、垂直スクロールが500ピクセルを超えると、 ページのトップへのリンクを表示する例です。

<!doctype html>
<html>
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8" />
<title>MDN Example</title>
<script type="text/javascript">
var appended = false, bookmark = document.createElement("div");
bookmark.id = "arrowUp";
bookmark.innerHTML = "<a href=\"#" title=\"Top of the page.\">&uarr;<\/a>";
onscroll = function() {
  var scrollTop = document.documentElement.scrollTop || document.body.scrollTop;
  if (scrollTop > 500) {
    if (!appended) {
      document.body.appendChild(bookmark);
      appended = true;
    }
  } else {
    if (appended) {
      document.body.removeChild(bookmark);
      appended = false;
    }
  }
};
</script>
<style type="text/css">
#arrowUp {
  position: fixed;
  height: auto;
  width: auto;
  right: 10px;
  top: 10px;
  font-size: 48px;
}
#arrowUp a {
  text-decoration: none;
  color: black;
  font-weight: bold;
  font-family: serif;
}
</style>
</head>
<body>
<p>ここは、ページコンテンツ領域です!</p>
</body>
</html>

注意事項

window.scrollXscrollYが0では無い場合、 (これはスクリプトまたは手動で、何かしらのスクロールが発生している事を意味します) そのページの再読み込みは、即座にonscrollイベントをトリガします。

仕様

HTML5: Event handlers on elements, Document objects, and Window objects

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