.createElementNS()

特定のnamespace URIと条件付きの名前の要素を作成します。

文法

element = document.createElementNS(namespaceURI, qualifiedName);
引数 説明
namespaceURI 要素に関連付く名前空間URIを指定する文字列を指定します。 作成された要素のnamespaceURIプロパティは、 namespaceURIの値を使用して初期化されます。 (後述する、"有効な名前空間URI"のセクションを参照)
qualifiedName 作成される要素の型を特定する文字列を指定します。 作成される要素のnodeNameプロパティは、 qualifiedNameの値を使用して初期化されます。
戻り値
element 作成された要素が返されます。

有効な名前空間URI

  • HTML - http://www.w3.org/1999/xhtml を使用
  • XUL - http://www.mozilla.org/keymaster/gatekeeper/there.is.only.xul を使用
  • SVG - http://www.w3.org/2000/svg を使用

XHTML名前空間内に、新しい<div>要素を作成し、vbox要素へ追加しています。 これはXULドキュメントで非常に便利であるというわけではありませんが、 1つのドキュメント内で、異なる2つの名前空間から要素を使用するデモンストレーションを行います。

<?xml version="1.0"?>
<page xmlns="http://www.mozilla.org/keymaster/gatekeeper/there.is.only.xul"
      xmlns:html="http://www.w3.org/1999/xhtml"
      title="||Working with elements||"
      onload="init()">

<script type="text/javascript"><![CDATA[
 var container;
 var newdiv;
 var txtnode;

 function init(){
   container = document.getElementById("ContainerBox");
   newdiv = document.createElementNS("http://www.w3.org/1999/xhtml","div");
   txtnode = document.createTextNode("createElementNSとcreateTextNodeから動的に構成されたテキストで、この後appendChildでドキュメントに挿入されます。");
   newdiv.appendChild(txtnode);
   container.appendChild(newdiv);
 }

]]></script>

 <vbox id='ContainerBox' flex='1'>
  <html:div>
   このページ上のスクリプトは、下に動的にコンテンツを追加します。
  </html:div>
 </vbox>

</page>

注意事項

上記の例はインラインのスクリプトを使用しており、これはXHTMLドキュメントではお勧めできません。 この特定の例は、実際にはXHTMLが埋め込まれたXULドキュメントではありますが、勧告はまだ適用されます。(翻訳に自信なし) インラインスクリプトは、この短い例では問題になりませんが、本格的な作業であれば、 XHTMLドキュメント内でCSSとJavaScriptを厳密に使用するについて学んでおくべきす。

名前空間URIの指定無しに要素を作成するには、 createElement メソッドを使用してください。

仕様

関連項目

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