.activeElement

現在フォーカスが当たっている要素を返し、もしユーザーが何かキー入力していたら、キーストロークイベントを取得します。

文法

Syntax この属性は、読み込み専用です。

その時点でテキストセレクション(text selection)を持つ場合には、 多くの場合<input>または<textarea>オブジェクトを返します。 もしそうであれば、要素のselectionStartselectionEndプロパティを使用して、 より詳細な情報を取得することが可能です。 それ以外の場合であれば、フォーカスされる要素は、<select>要素、 またはボタン、チェックボックス、ラジオのtypeの<input>要素になるでしょう。

注意: Macではテキストでは無いinput要素に、フォーカスが当たらない傾向があります。

一般的に、ユーザーはそのページのフォーカス可能な要素に対して、Tabキーを押すことでフォーカスを移動し、 Spaceキーを押すことでそれをアクティブ(ラジオであれば、それが選択される)にすることが可能です。

静的なテキストノードから構成されるのドキュメントの選択を、「フォーカス」と混同しないでください。 そのようなドキュメントの選択については、 window.getSelection()を参照してください。

何も選択されていない場合は、アクティブな要素はページの<body>、またはnullになります。

注意: この属性は開発中のHTML5仕様の一部です。

説明

var curElement = document.activeElement;

<!DOCTYPE HTML>
<html>
<head>
    <script type="text/javascript" charset="utf-8">
    function init() {

        function onMouseUp(e) {
            console.log(e);
            var outputElement = document.getElementById('output-element');
            var outputText = document.getElementById('output-text');
            var selectedTextArea = document.activeElement;
            var selection = selectedTextArea.value.substring(
            selectedTextArea.selectionStart, selectedTextArea.selectionEnd);
            outputElement.innerHTML = selectedTextArea.id;
            outputText.innerHTML = selection;
        }

        document.getElementById("ta-example-one").addEventListener("mouseup", onMouseUp, false);
        document.getElementById("ta-example-two").addEventListener("mouseup", onMouseUp, false);
    }
    </script>
</head>
<body onload="init()">
<div>
    Select some text from one of the Textareas below:
</div>
<form id="frm-example" action="#" accept-charset="utf-8">
<textarea name="ta-example-one" id="ta-example-one" rows="8" cols="40">
This is Textarea Example One:
Lorem ipsum dolor sit amet, consectetur adipiscing elit. Donec tincidunt, lorem a porttitor molestie, odio nibh iaculis libero, et accumsan nunc orci eu dui.
</textarea>
<textarea name="ta-example-two" id="ta-example-two" rows="8" cols="40">
This is Textarea Example Two:
Fusce ullamcorper, nisl ac porttitor adipiscing, urna orci egestas libero, ut accumsan orci lacus laoreet diam. Morbi sed euismod diam.
</textarea>
</form>
Active Element Id: <span id="output-element"></span><br/>
Selected Text: <span id="output-text"></span>

</body>
</html>

仕様

ブラウザ互換性

デスクトップ
機能 Chrome Firefox
(Gecko)
IE Opera Safari
基本 2 3.0 4 9.6 4.0
モバイル
機能 Android Firefox
Mobile
IE
Mobile
Opera
Mobile
Safari
Mobile
基本 ? ? ? ? ?

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