.modify()
シンプルなテキスト式のコマンドを使用して、現在のセレクションまたはカーソル位置の変更を適用します。
このメソッドは、同じ名前のWebKitのメソッドを基にしています。
文法
sel.modify(alter, direction, granularity)
引数 | 説明 |
---|---|
alter |
適用する変更のタイプを指定します。
現在のカーソル位置を移動する"move" 、
または現在のセレクションを広げる"extend" を指定します。
|
direction |
現在のセレクションを調整する方向を指定します。
セレクションの位置において、
言葉に基いて適切な方向に調整するための"forward" (前方)または"backward" (後方)が指定可能です。
もし特定の方向に調整したいのであれば、"left" または"right" を指定することが出来ます。
|
granularity |
現在のセレクションまたはカーソル位置を調整するための距離を指定します。
"character" (文字)、"word" (単語)、"sentence" (文)、
"line" (行)、"paragraph" (段落)、"lineboundary" (行の境界?)、
"sentenceboundary" (文の境界?)、"paragraphboundary" (段落の境界?)、
"documentboundary"(ドキュメントの境界?) による移動が可能です。
|
Geckoには、"sentence"、"paragraph"、"sentenceboundary"、
"paragraphboundary"、"documentboundary"は実装されていません。
Gecko 5.0からは、"word"の粒度はデフォルトのプラットフォームの振る舞いに関係なく、 それに続くスペースを含まなくなりました。(翻訳に自信なし) これは振る舞いがより一貫性を持つようになるだけでなく、Wedkitが採用している動作と同じものにしますが、 残念ながらWebKitは最近(2013年11月頃?)その振る舞いを変更してしまいました。
例
現在のテキスト選択を、次の単語を含むように拡張します。
var selection = window.getSelection();
selection.modify("extend", "forward", "word");
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