指定された名前空間に属する、指定されたタグ名の要素リストを返します。

文法

elements = element.getElementsByTagNameNS(namespaceURI, localName)

elementは検索を開始する要素です。 検索対象となるのはこの要素の子孫であり、この要素自身は含まれないことに注意してください。

注意: W3C仕様がelementsはNodeListであるとする一方、 このメソッドはGeckoとInternet Explorerの両方でHTMLCollectionを返します。 OperaはNodeListを返しますが、 HTMLCollectionのようにするnamedItemメソッドが実装されています。 2012年の1月時点では、WebKitブラウザだけが戻り値が純粋なNodeListになります。 詳細は、bug 14869を参照してください。

例

// テーブル内のセルの数だけ、状態の確認と処理を行います
var table = document.getElementById("forecast-table");
var cells = table.getElementsByTagNameNS("http://www.w3.org/1999/xhtml", "td");

for (var i = 0; i < cells.length; i++) {
    var axis = cells[i].getAttribute("axis");
    if (axis == "year") {
        // 条件に合致したセルに対して何らかの処理
    }
}

注意事項

element.getElementsByTagNameNSは、その検索が指定した要素の子孫に制限されるということを除き、 document.getElementsByTagNameNSと似ています。

element.getElementsByTagNameNSの挙動は、Firefox 3.5と3.6の間に変更されています。

• Firefox 3.5とそれ以前では、この関数は自動的に大文字変換(case-fold)を行うため、 "foo"の検索は"Foo"または"foo"のにマッチします。
• Firefox 3.6とそれ以降では、この関数は大文字小文字を区別するため、 "foo"の検索は"foo"にのみマッチし、"Foo"は対象外になります。

この変更に関する背景について、より詳しく知りたければ、 Henri Sivonen氏のコメントを参照してください。 また、 APIで大文字小文字が区別される部分されない部分について、 知ることも可能です。(翻訳に自信なし)

仕様

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