.slice()
文字列の一部を抜き出して、新しい文字列を返します。
文法
str.slice(beginSlice[, endSlice])
引数 | 説明 |
---|---|
beginSlice |
抜き出しを開始するインデックスを0始まりで指定します。
もし負の値であれば、sourceLength + beginSlice のように扱い、
sourceLengthは文字列の長さになります。
(例えば、beginSliceが-3であれば、sourceLength-3として扱います。)
|
endSlice |
抜き出す終端を0始まりのインデックスで指定します。
これが省略された場合、文字列の終端までを抜き出します。
もし負の値であれば、sourceLength - endSlice のように扱い、
sourceLengthは文字列の長さになります。
|
説明
slice
は文字列から一部を抜き出し、新しい文字列を返します。
この文字列の処理によって、元の文字列に影響を与えることはありません。
slice
の抜き出しには、endSlice
は含まれません。
str.slice(1,4)
は2文字目から4文字目までを抜き出します。
(文字のインデックスは、1、2、3になります。)
例として、str.slice(2, -1)
は、3文字目から末端から2文字目までの文字列を抜き出します。
例
例: sliceを使用して新しい文字列を作成
下記の例は、sliceを使用して新しい文字列を作成します。
var str1 = "The morning is upon us.";
var str2 = str1.slice(4, -2);
alert(str2); // 出力: morning is upon u
例:負のインデックスでsliceを使用
下記は、負のインデックスでsliceを使用する例です。
var str = "The morning is upon us.";
str.slice(-3); // "us." を返します。
str.slice(-3, -1); // "us" を返します。
str.slice(0, -1); // "The morning is upon us" を返します。
仕様
ブラウザ互換性
機能 | Chrome | Firefox (Gecko) |
IE | Opera | Safari |
---|---|---|---|---|---|
基本 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
機能 | Android | Chrome for Android |
Firefox Mobile |
IE Mobile |
Opera Mobile |
Safari Mobile |
---|---|---|---|---|---|---|
基本 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
関連項目
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