.adoptNode()
外部のドキュメントから、ノードを取り入れます。 そのノードとそのサブツリーは、ドキュメント内(もし、あれば)から削除され、 そのownerDocumentは現在のドキュメントへ変更されます。 ノードは現在のドキュメント内へ挿入することが可能になります。
Gecko 1.9 (Firefox 3)からサポートされました。
文法
node = document.adoptNode(externalNode);
引数 | 説明 |
---|---|
externalNode | 他のドキュメントから取り入れるノードを指定します。 |
戻り値 | |
node |
現在のドキュメントで使用可能になった取り込んだノードです。
まだドキュメントツリーへ挿入されていないため、
新しいノードのparentNodeはnull になります。
|
注意事項
一般的に、adoptNode
呼び出しは、異なる実装から出会った場合に失敗する可能性がありますが、
ブラウザ実装でこれが問題になることは無いでしょう。
外部ドキュメントからのノードは、現在のドキュメント内へ挿入可能になる前に、
document.importNode()を使用して複製すべきです。
(またはdocument.adoptNode()
を使用して取り込むべきです。)
Node.ownerDocumentの問題についての詳細は、
W3C DOM FAQを参照してください。
Firefoxは現在このルールを強制していません。 (Firefox3の開発中にこれを強制していましたが、多くのサイトがこのルールを強制することによって壊れます) Web開発者には将来の互換性の向上のために、このルールに従ったコードを書くことが推奨されています。
仕様
DOM Level 3 Core: Document.adoptNode
関連項目
© 2017 Mozilla Contributors
Licensed under the Creative Commons Attribution-ShareAlike License v2.5 or later.
このページは、ページトップのURL先のMozilla Developer Network(以下、MDN)のコンテンツを翻訳した内容を基に構成されています。 構成について異なる点も含まれますので、下記の項目を確認し、必要に応じて元のコンテンツをご確認ください。 もし、誤訳などの間違いを見つけましたら、 @tomofまで教えていただければ幸いです。
- 特定のブラウザに特化しすぎている情報やあまりにも古い情報、 または試験的に導入されているようなAPIや機能については、省略していることがあります。
- 例やデモについて、実際にページ内で動作させる関係で一部ソースコードを変更している場合や、 その例で使用しているコンテンツの単語や文章などを日本人向けに変更しいてる場合があります。
- MDNの更新頻度が高いため、元のコンテンツと比べ情報が古くなっている可能性があります。
- "訳注:"などの断わりを入れた上で、日本人向けの情報の追記を行っている事があります。