オブジェクトが拡張可能であるかを調べます。(新しいプロパティを追加できるか否か)

文法

Object.isExtensible(obj)

引数	説明
obj	調べる対象のオブジェクトを指定します。

オブジェクトはデフォルトで拡張可能(extensible)となっており、新しいプロパティの追加と編集を行うことが出来ます。 (__proto__(非推奨)をサポートするエンジンでは、その__proto__プロパティで) Object.preventExtensions、 Object.seal、 Object.freezeを使用して、拡張不可として印付けることが出来ます。

例

// 新規のオブジェクトは拡張可能
var empty = {};
assert(Object.isExtensible(empty) === true);

// ...ただし、これは変更することが出来ます。
Object.preventExtensions(empty);
assert(Object.isExtensible(empty) === false);

// seleされたオブジェクトは、拡張不可が定義されます。
var sealed = Object.seal({});
assert(Object.isExtensible(sealed) === false);

// 凍結(frozen)されたオブジェクトもまた、
// 拡張不可が定義されます。
var frozen = Object.freeze({});
assert(Object.isExtensible(frozen) === false);

ES5では、もしこのメソッドへの引数がオブジェクト(プリミティブ)で無ければ、 TypeErrorが発生します。 ES6では、オブジェクトでは無い引数は、拡張不可のオブジェクトのように扱われ、 単純にfalseが返されます。

>Object.isExtensible(1)
TypeError: 1 is not an object // ES5 code

>Object.isExtensible(1)
false                         // ES6 code

仕様

ブラウザ互換性

デスクトップ

機能	Chrome	Firefox (Gecko)	IE	Opera	Safari
基本	6	4.0 (2.0)	9	12	5.1

モバイル

機能	Android	Firefox Mobile	IE Mobile	Opera Mobile	Safari Mobile
基本	?	?	?	?	?

Based on Kangax's compat table.

関連項目

• Object.preventExtensions()
• Object.seal()
• Object.isSealed()
• Object.freeze()
• Object.isFrozen()

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