.offsetParent

現在の要素の直近のコンテナ要素となるオブジェクトへの参照を返す、読み取り専用のプロパティです。 もし、そのように要素が配置されていなければ、 直近のテーブルのセル、 またはルート要素(標準準拠のモードであればhtml、quirks描画モードであればbody)がoffsetParentになります。 offsetParentは、その要素のstyle.displayに"none"が設定されているとnullを返します。 offsetTopoffsetLeftが、 そのパディングの縁への相対である事からoffsetParentは便利なプロパティです。

文法

parentObj = element.offsetParent;

parentObjには、現在の要素がオフセットされている要素へのオブジェクト参照が格納されます。

ブラウザ互換性

このプロパティはWebkit上では、要素がhidden状態(この要素または先祖要素のいずれかのstyle.displayが"none")、 またはその要素自身のstyle.positionに"fixed"が設定されている場合に、 nullを返します。

このプロパティはInternet Explorer (9)上では、 その要素自身のstyle.positionが"fixed"に設定されている場合に nullを返します。 (display:noneの状態は、このブラウザでは影響しません。)

仕様

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