.fromCharCode()

静的なString.fromCharCode()メソッドは、指定された一連のユニコード値を使用して作成された文字列を返します。

文法

String.fromCharCode(num1, ..., numN)
引数 説明
num1, ..., numN Unicode値である一連の数値を指定します。

このメソッドはStringオブジェクトでは無く、文字列を返します。

何故なら、fromCharCodeは静的なStringのメソッドであり、 作成したStringオブジェクトのメソッドでは無く、 String.fromCharCode()として常に使用されるためです。

fromCharCodeの使用例

下記の例は、"ABC"の文字列を返します。

String.fromCharCode(65,66,67)

コードポイントがより高いUnicode値で動作させるには

ほとんどの一般的なUnicode値は1単位の16ビット(2バイト)の数値で表すことが出来、 (JavaScriptの標準化の初期の段階で予想されいていた文字) fromCharCode()はそのほとんどの値の1文字を返すのに使用されますが、 (ほとんどの一般的な文字を表すことが出来るUTF-16のサブセットであるUCS-2の値) 厳密に全てのUnicode値(21ビットまで)を扱うには、fromCharCode()だけでは不十分です。

コードポイント(code point)がより高い文字は、1つの文字を表すのに2つの"サロゲート"値を使用します。 String.fromCodePoint()(ES6の下書き(draft)の一部)は、そのようなペアを返すのに使用することが可能で、 これらのコードポイントの高い文字を十分に表す事が出来ます。(翻訳に自信無し) (訳注:サロゲートペア参照)

仕様

ブラウザ互換性

デスクトップ
機能 Chrome Firefox
(Gecko)
IE Opera Safari
基本
モバイル
機能 Android Chrome for
Android
Firefox
Mobile
IE
Mobile
Opera
Mobile
Safari
Mobile
基本

関連項目

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