void

void演算子は与えられた式を評価して、undefinedを返します。

文法

void expression

この演算子は、未定義(undefined)で評価されることが望まれる式の場所に対して、 生成側から働きかけれるように式を挿入出来るようにしてくれます。

このvoid演算子は、単にundefinedのプリミティブ値を取得するために度々使用され、 通常は"void(0)"が使用されます。(これは、"void 0"と評価されます。) これらのケースでは、グローバル変数のundefinedがかわりに使用される可能性があります。 (デフォルトでは無い値の割り当てが、されていないとします)

スクリプト全体を囲み、即座に実行が行われる関数式の際に、 voidfunctionキーワードを宣言の代わりに、 式として扱うように強制することに使用出来ます。

JavaScriptのURL

ブラウザがjavascript: URIの書き方に従う場合、 返される値がundefinedで無ければ、 それはURI内のコードを評価し、評価した値とページのコンテンツを置換します。 void演算子は、undefinedを返すのに使用することが出来ます。 下記はその一例になります。

<a href="javascript:void(0);">
  ここをクリックしても何も起こりません。
</a>

<a href="javascript:void(document.body.style.backgroundColor='green');">
  ここをクリックすると背景が緑になります。
</a>

ただし、このjavascript:擬似プロトコルは、控えめなイベントハンドラのような代わりの手段によって、 抑制されることに注意してください。

仕様

ブラウザ互換性

デスクトップ
機能 Chrome Firefox
(Gecko)
IE Opera Safari
基本
モバイル
機能 Android Chrome for
Android
Firefox
Mobile
IE
Mobile
Opera
Mobile
Safari
Mobile
基本

関連項目

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