.toExponential()

Numberオブジェクトの指数表記を文字列で表したものを返します。

文法

numObj.toExponential(fractionDigits)
引数 説明
fractionDigits 小数点の後ろの桁数を、整数で指定します。 デフォルトでは、その数値を特定するために必要な桁数を、 出来る限り大きな数値で指定します。
戻り値
  Numberオブジェクトの指数表記を表す文字列が返ります。 文字列は、小数点の前に1桁、小数点の後ろにfractionDigitsに指定した桁数に丸められたものになります。 fractionDigits引数が省略されると、デフォルトにより、 小数点の後ろの桁数はその値を表すのに必要な桁数を出来るだけ多く取ろうとします。

指数表記を持たず小数点の無い数値リテラルに対してtoExponential()メソッドを使用する場合は、 ドットが小数点として解釈される事を防ぐために、メソッドの呼び出し前に配置されるドットの前にスペースを残すようにします。

数値がfractionDigitsパラメーターで要求されているよりも多くの桁数を持つ場合、 数値はfractionDigits桁数で表すことが出来る一番近い数に丸められます。 toFixed()メソッドの丸めの説明を参照してください。 これはtoExponential()にも適用されます。

例外のスロー

RangeError
fractionDigitsが少なすぎるか多すぎる場合に発生します。 0~20(0と20を含む)の間であれば、RangeErrorは発生しません。 また実装によっては、より大きな値、より小さな値がサポートされている可能性があります。
TypeError
Numberではないオブジェクト上で、このメソッドが実行された際に発生します。

var numObj = 77.1234;

console.log(numObj.toExponential());  // logs 7.71234e+1
console.log(numObj.toExponential(4)); // logs 7.7123e+1
console.log(numObj.toExponential(2)); // logs 7.71e+1
console.log(77.1234.toExponential()); // logs 7.71234e+1
console.log(toExponential());         // logs 7.7e+1

仕様

ブラウザ互換性

デスクトップ
機能 Chrome Firefox
(Gecko)
IE Opera Safari
基本
モバイル
機能 Android Chrome for
Android
Firefox
Mobile
IE
Mobile
Opera
Mobile
Safari
Mobile
基本

関連項目

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