.toString()
toString()メソッドは指定されているErrorオブジェクトを表す文字列を返します。
文法
e.toString();
Errorオブジェクトは、
全てのオブジェクトで継承されるObject.prototype.toString()を上書きします。
このセマンティクスは下記の通りです。(Object
とString
は元の値を持つものとします。)
Error.prototype.toString = function()
{
"use strict";
var obj = Object(this);
if (obj !== this)
throw new TypeError();
var name = this.name;
name = (name === undefined) ? "Error" : String(name);
var msg = this.message;
msg = (msg === undefined) ? "" : String(msg);
if (name === "")
return msg;
if (msg === "")
return name;
return name + ": " + msg;
};
例
var e = new Error("fatal error");
print(e.toString()); // "Error: fatal error"
e.name = undefined;
print(e.toString()); // "Error: fatal error"
e.name = "";
print(e.toString()); // "fatal error"
e.message = undefined;
print(e.toString()); // "Error"
e.name = "hello";
print(e.toString()); // "hello"
仕様
ブラウザ互換性
機能 | Chrome | Firefox (Gecko) |
IE | Opera | Safari |
---|---|---|---|---|---|
基本 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
機能 | Android | Chrome for Android |
Firefox Mobile |
IE Mobile |
Opera Mobile |
Safari Mobile |
---|---|---|---|---|---|---|
基本 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
関連項目
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