読み込み/書き込みが可能な正規表現の数値プロパティで、次のマッチが開始されるインデックスが指定されています。 lastIndexは、読み込み/書き込みが可能な正規表現の数値プロパティで、 次のマッチが開始されるインデックスが指定されています。

プロパティの属性

RegExp.prototype.lastIndexの属性プロパティ
書き込み可能	◯
列挙可能	×
設定可能	×

文法

lastIndex = regExpObj.lastIndex;

サンプル

このプロパティは、グローバル(全体)検索を示す"g"フラグが仕様された正規表現の場合のみ設定されます。 下記のルールが適用されます。

• もし、lastIndexが文字列の長さより大きい場合、 regexp.testとregexp.execは失敗し、 lastIndexには0が設定されます。
• もし、lastIndexが文字列の長さと同じで、正規表現が空文字列にマッチする場合、 正規表現は入力のlastIndex開始位置にマッチします。
• もし、lastIndexが文字列の長さと同じで、正規表現が空文字列にマッチしない場合、 正規表現は入力にマッチせず、lastIndexは0にリセットされます。
• 上記以外の場合、lastIndexは直近にマッチした場所に続く次の位置に設定されます。

注意事項

次からの一連の処理の流れについて考えてみます。

var re = /(hi)?/g;

空文字列にマッチします。

console.log(re.exec("hi"));
console.log(re.lastIndex);

lastIndexが2である["hi", "hi"]が返ります。

console.log(re.exec("hi"));
console.log(re.lastIndex);

ゼロ幅要素にマッチした["", ""]の空文字列の配列が返ります。 このケースでは、lastIndexが2であった(そして、まだ2である)ため、そして"hi"の文字列長が2であるため、空文字列です。

仕様

ブラウザの互換性

デスクトップ

機能	Chrome	Firefox (Gecko)	IE	Opera	Safari
基本	◯	◯	◯	◯	◯

モバイル

機能	Android	Chrome for Android	Firefox Mobile	IE Mobile	Opera Mobile	Safari Mobile
基本	◯	◯	◯	◯	◯	◯

関連項目

• RegExp.prototype.ignoreCase
• RegExp.prototype.global
• RegExp.prototype.multiline
• RegExp.prototype.source

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