この属性は、現在の要素に含まれるコンテンツのテキストの書式送りの方向の取得または設定を行います。

要素のテキストの書式送りの方向は、テキストが進む方向です。(異なる言語システムをサポートするため) アラビア語とヘブライ語は、典型的なRTL(Right to Left - 右から左)方向の言語です。

画像(image)は、それ自体にdir属性を持つことが可能で、"rtl"(Right to Left - 右から左)を設定すると、 そのHTML属性であるtitleとaltがフォーマットされ、"rtl"として定義されます。

テーブルがdirに"rtl"が設定されると、 カラム順が右から左のセルが用意されます。

要素のdirに"auto"が設定されると その要素の方向は、方向性に関して重要となる1つ目の文字、 またはその親要素のデフォルトの方向を基に決定されます。 (ここでの仕様のアルゴリズムについて、更に話合う必要があるかもしれません。)

注意: Gecko 7.0より前のバージョンでは、戻り値の全ての文字が小文字になっていない可能性がありました。 Gecko 7.0からは仕様に従い戻り値の文字列は常に小文字になりました。

文法

var CurrentWritingDirection = elementNodeReference.dir;
elementNodeReference.dir = NewWritingDirection;

• CurrentWritingDirectionには、現在の要素のテキストの書式方向を表す文字列値が格納されます。
• NewWritingDirectionは、テキストの書式方向を表す文字列の変数です。

例

var parg = document.getElementById("para1");
parg.dir = "rtl";
// para1のidを持つ段落(要素)のテキスト書式方向を変更します。

注意事項

仕様

• document.dir
• HTML <dir> 要素
• CSS direction プロパティ
• CSS :dir() pseudo-class

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