.getAttribute()

要素上の指定した属性の値を返します。 指定された属性が存在しない場合は、nullまたは""(空文字列)のどちらかが返されます。 詳細については注意事項を参照してください。

文法

var attribute = element.getAttribute(attributeName);
引数 説明
attributeName 取得したい属性の名前を指定します。
戻り値
attribute 指定した属性の値を含む文字列が返されます。

var div1 = document.getElementById("div1");
var align = div1.getAttribute("align");

// id="div1"の要素のalignの値を表示します。
alert(align);

注意事項

HTMLドキュメントとしてフラグ付けされたDOM内での、HTML要素上で呼び出された場合、 処理が行われる前にgetAttribute()はその引数を小文字に変換します。

主要な全てのWebブラウザ(Firefox、Internet Explorer、最新のOpera、Safari、Konqueror、iCab)は、 指定した要素上に、指定した属性が存在しない場合にはnullを返します。 これは、現在のDOM仕様のドラフト(下書き)に指定されています。 一方、古いDOM 3 Coreの仕様では、このケースでは空文字列を返す事が適切であるとしており、 幾つかのDOM実装ではこの挙動が採用されています。 XUL(Gecko)でのgetAttributeの実装は、DOM 3 Core仕様に準拠しているため、空文字列を返します。 そのため、もし指定した要素に対象とする属性が存在しない可能性がある場合は、 getAttribute()を呼び出す前にelement.hasAttribute()を使用して属性の存在確認を行うべきです。

要素の属性を取扱うDOMメソッド:

名前空間が無関係の
一般的によく使用される
メソッド
名前空間限定
(DOMレベル2)
Attrノードを直接扱う
DOMレベル1のメソッド
(ほとんど使用されない)
Attrノードを直接扱う
DOMレベル2の名前空間を
考慮したメソッド
(ほとんど使用されない)
setAttribute
(DOM 1)
setAttributeNS setAttributeNode setAttributeNodeNS
getAttribute
(DOM 1)
getAttributeNS getAttributeNode getAttributeNodeNS
hasAttribute
(DOM 2)
hasAttributeNS - -
removeAttribute
(DOM 1)
removeAttributeNS removeAttributeNode -

仕様

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