Historyインターフェースは、タブ内で訪れたページ、または現ページに読み込んだフレームのブラウザの履歴セッションの操作を可能にしてくれます。

プロパティ

Historyインターフェースは、どのプロパティの継承も行いません。

History.length読取専用

現在の読み込まれているページを含む履歴要素の数を表す整数が返されます。 例えば、新しいタブ内にページが読み込まれると、このプロパティは1を返します。

メソッド

Historyインターフェースは、どのメソッドの継承も行いません。

History.back()

履歴の前のページに移動します。 これはユーザーがブラウザの「戻る」ボタンをクリックした際の動きと同じです。 history.go(-1)と同義です。

履歴の最初のページでこのメソッドを呼び出した場合、何も起こらず、例外も発生しないことに注意してください。

History.forward()

履歴の次のページに移動します。 これはユーザーがブラウザの「進む」ボタンをクリックした際の動きと同じです。 history.go(1)と同義です。

履歴内の最新のページでこのメソッドを呼び出した場合、何も起こらず、例外も発生しないことに注意してください。

History.go()

現在のページの相対位置からの指定によって、履歴からページを読み込みます。 例えば、-1を指定すれば前のページが、1を指定すれば次のページが読み込まれます。 指定する値が履歴の範囲を超えてしまうような場合(例えば、履歴内で1つ前に訪れたページが存在しない状態で-1を指定)、 このメソッドは何もせず、例外も発生しません。 go()を引数なし、または整数では無い値を指定した場合何も起こりません。 (引数としてURL文字列をサポートするInternet Explorerは異なります。)

History.pushState()

タイトルとURL(提供されれば)を指定することで、履歴のスタックにデータを追加します。 データはDOMによって分かりにくいものとして扱われ、 シリアライズすることが出来るJavaScriptオブジェクトを指定することも出来ます。 最近では、Firefoxはタイトルの引数を無視することに注意してください。 より詳細な情報については、 manipulating the browser historyを参照してください。

注意: Gecko 2.0(Firefox 4 / Thunderbird 3.3 / SeaMonkey 2.1)からGecko 5.0(Firefox 5.0 / Thunderbird 5.0 / SeaMonkey 2.2)では、 渡されたオブジェクトはJSONを使用してシリアライズ化されていました。 Gecko6.0(Firefox 6.0 / Thunderbird 6.0 / SeaMonkey 2.3)以降は、 オブジェクトは構造化クローンアルゴリズムを使用してシリアライズ化されています。 これは、オブジェクトの多種多様性を安全に渡すことを可能にしてくれます。(翻訳に自信なし)

History.replaceState()

データ、タイトル、URL(提供されれば)を指定することで、最新の履歴のスタックを更新します。 データはDOMによって分かりにくいものとして扱われ、 シリアライズすることが出来るJavaScriptオブジェクトを指定することも出来ます。 最近では、Firefoxはタイトルの引数を無視することに注意してください。 より詳細な情報については、 manipulating the browser historyを参照してください。

注意: Gecko 2.0(Firefox 4 / Thunderbird 3.3 / SeaMonkey 2.1)からGecko 5.0(Firefox 5.0 / Thunderbird 5.0 / SeaMonkey 2.2)では、 渡されたオブジェクトはJSONを使用してシリアライズ化されていました。 Gecko6.0(Firefox 6.0 / Thunderbird 6.0 / SeaMonkey 2.3)以降は、 オブジェクトは構造化クローンアルゴリズムを使用してシリアライズ化されています。 これは、オブジェクトの多種多様性を安全に渡すことを可能にしてくれます。(翻訳に自信なし)

仕様

ブラウザ互換性

関連項目

• Window.historyは、現在のセッションの履歴を返すプロパティです。

 Back to top