form.FormController

FormControllerは、入力要素とその入れ物となるフォームの正当(valid)/不当(invalid)または、手つかず(pristine)/手が加えられた(dirty)のような状態の足跡を保持します。 formのディレクティブは、FormControllerのインスタンスを作成します。

メソッド

メソッド名 説明
$addControl() フォームに入力要素を登録します。 入力要素はリンクされた際に、ngModelControllerを使用して自動的にこれを行います。
$removeControl() フォームから入力要素の登録を抹消します。 入力要素は削除された際に、ngModelControllerを使用して自動的にこれを行います。
$setDirty() フォームを「手が加えられた(dirty)」の状態に設定します。 このメソッドを呼び出すことで、'ng-dirty'クラスを追加し、フォームをdirty状態(ng-dirtyクラス)に設定することが可能です。 このメソッドはまた親のフォームにも反映されます。
$setPristine() フォームを「手つかず(pristine)」の状態に設定します。 このメソッドを呼び出すことで、'ng-dirty'クラスを削除し、フォームをpristine状態(ng-pristineクラス)に設定することが可能です。 また、このメソッドは、このフォームに含まれるすべての入力要素に反映されます。 保存やリセット後に、再利用する目的でフォームを「手つかず(pristine)」の状態に戻したいケースで便利です。
$setValidity() フォーム入力要素が正当であると設定します。 また、このメソッドは親のフォームに反映されます。

プロパティ

プロパティ名 説明
$pristine ユーザーがまだフォームに手を加えていなければtrueになります。
$dirty ユーザーが既にフォームに手を加えていればtrueになります。
$valid フォームとそれに含まれる全ての入力要素が正当であれば、trueになります。
$invalid フォームとそれに含まれる全ての入力要素に1つでも不正なものがあれば、trueになります。
$error

オブジェクトハッシュになっており、全ての不正な入力要素またはフォームへの参照を含みます。

キー
requiredurlemailのような、検証トークン(エラー名)です。
エラーとなっている不正なフォームまたは入力要素の配列です。

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