watchifyでbrowserifyを素早くビルドする
browserifyのプロジェクトが大きくなり始めると、 それをバンドルする時間は次第に長くなります。 最初は1秒でバンドルできていたものが、プロジェクトが大きくなることで、 30秒も待たされるようになる可能性もあります。
substack氏がwatchifyを書いた理由は、 変更されたファイルを監視し続けるbrowserifyバンドラーに、必要なものだけを再構築させるためです。 これにより、場合によっては最初に30秒かかるビルドが次からは100ms以内で実行出来るようになり、 開発効率が飛躍的に向上します。
watchifyはgulp用のプラグインが無く、またその必要も無いため、 vinyl-source-streamを使用して、 gulpのパイプラインにバンドルのストリームをパイプします。
'use strict';
var watchify = require('watchify');
var browserify = require('browserify');
var gulp = require('gulp');
var source = require('vinyl-source-stream');
var buffer = require('vinyl-buffer');
var gutil = require('gulp-util');
var sourcemaps = require('gulp-sourcemaps');
var assign = require('lodash.assign');
// browserifyをカスタマイズするオプション
var customOpts = {
entries: ['./src/index.js'],
debug: true
};
var opts = assign({}, watchify.args, customOpts);
var b = watchify(browserify(opts));
// 変換処理をここに追加してください
// 例). b.transform(coffeeify);
gulp.task('js', bundle); // 'gulp js'の実行で、ファイルをバンドルします
b.on('update', bundle); // 依存するものが更新されると、バンドラーが実行されます
b.on('log', gutil.log); // ターミナルにビルドのログを出力
function bundle() {
return b.bundle()
// エラー発生時にログを出力
.on('error', gutil.log.bind(gutil, 'Browserify Error'))
.pipe(source('bundle.js'))
// バッファファイルが不要であれば削除してください
.pipe(buffer())
// sourcemapsが不要であれば削除してください
.pipe(sourcemaps.init({loadMaps: true})) // browserifyファイルから、mapを読み込み
// ここに変換タスクを追加してください
.pipe(sourcemaps.write('./')) // .mapファイルを書き出し
.pipe(gulp.dest('./dist'));
}
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