宣言ファイル(d.ts)の使用
TypeScript 2.0では、宣言ファイルの取得、使用、検索が非常に簡単になりました。 このページで、3つの操作方法について詳しく説明します。
ダウンロード
TypeScript 2.0以降で型宣言を取得するには、npm以外のツールは必要ありません。
例えば、lodashのようなライブラリの宣言の取得は、次のコマンドを実行するだけで済みます。
npm install --save @types/lodash
使用
これだけで余計なことはせず、TypeScriptのコード上でlodashを使うことができます。 これは、モジュールとグローバルの両方で動作します。
例えば、タイプ宣言をnpm install
でインストールすると、下記のようにimportを使用して記述することができます。
import * as _ from "lodash";
_.padStart("Hello TypeScript!", 20, " ");
モジュールを使用していない場合は、グローバル変数_
を使用して記述することができます。
_.padStart("Hello TypeScript!", 20, " ");
検索
ほとんどのケースで、型宣言のパッケージは常にnpmのパッケージ名と同じ、またはそれに接頭辞として@types/
が付いたものになるはずです。
必要に応じて、http://microsoft.github.io/TypeSearch/をチェックして、
お気に入りのライブラリを見つけてください。
注意:
検索している宣言ファイルが存在しない場合は、あなたがそれをコントリビュート(貢献)することで、それを探している次の開発者を助けることに繋がります。
詳細については、DefinitelyTypedのContribution guideのページをご覧ください。
© https://github.com/Microsoft/TypeScript-Handbook
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