Gruntのインストール

このドキュメントでは、バージョン指定をしたGruntとGruntプラグインのインストール方法を説明します。 もし、はじめにのガイドを読んでいなければ、 最初にそちらを読んでおくことをおすすめします。

概要

GruntとGruntプラグインはプロジェクトのackage.jsondevDependenciesとして、定義されるべきです。 これにより、単にnpm installコマンドを実行するだけで、プロジェクトの依存関係を全てインストールしてくれるようになります。 Gruntの最新の安定版と開発版のバージョンは、常に Wikiページ Wikiページ上で参照可能です。

バージョンを指定したインストール

もし、特定のバージョンのGruntまたはGruntプラグインが必要な場合、VERSIONに必要なバージョンの指定をした npm install grunt@VERSION --save-devを実行してください。 これで指定したバージョンがインストールされ、この指定がpackage.jsonのdevDependenciesに追記されます。

--save-dev付きのnpm installによって追加された際に チルダ(~)によるバージョン範囲の指定 が、package.json内で使用されていることに注意してください。 これは、semverに沿って、 開発継続として特定のバージョンの新しいパッチがリリースされると、自動的に更新されます。

公開された開発版のインストール

定期的に新しい機能が開発され、Gruntのビルドがnpmに公開されます。 これらのビルドはバージョン番号を明確にしないとインストールすることが出来ず、通常はビルド番号か アルファ/ベータ/リリースの候補が指定され、それを持つことになります。

必要とするバージョンをVERSIONに指定したnpm install grunt@VERSION --save-devのようなnpmインストールを行うと npmはプロジェクトフォルダに、そのバージョンのGruntをインストールし、package.jsonのdevDependenciesに追記します。

指定するバージョンを明確にしないと、 チルダ(~)によるバージョン範囲の指定 が、package.json内に指定されます。 これは非常に問題で、もしかしたら互換性の無いバージョンが指定された新しいパッチがリリースされ、これがnpmによってインストールされてしまうと、 ビルドを壊してしまうかもしれません。

この場合、package.json内のバージョン番号の~(チルダ)を手動で削除することが非常に重要になります。 こうすることで、開発バージョンを指定したバージョンにロックします。 開発版が公開されているGruntプラグインのインストールも同様です。

GitHubから直接インストール

もし、最新の非公開バージョンのGruntまたはGruntプラグインをインストールしたい場合は、 依存するGitのURLを指定し、 正確なコミットSHA(ブランチ名ではない)をcommit-ishとして指定します。 これにより、プロジェクトが常に指定したGruntのバージョンを使用することが保証されます。 GitのURLは、公式のリポジトリでもフォークしたものでも構いません。

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