ツールの統合
各プロジェクトで、JavaScriptの構築と開発に異なるシステムが使用されます。 我々は可能な限り、Reactが特定の環境に依存しないようにする事を心がけています。
React
ReactのCDN
ダウンロードページに、ReactのCDN版が提供されています。
これらのビルド版は、UMDモジュールのフォーマットを使用しています。
<script>
タグにこれらを入れるだけで、あなたの環境のグローバル空間にReactが入り込みます。
また、CommonJS環境でもAMD環境でも、すぐに動作するはずです。
masterの使用
GitHubリポジトリのmaster
から、
環境を構築するための手段を用意しています。
任意の環境、またはパッケージング・ツールへCommonJSのサポートを落としこむことが出来るように、
build/modules
下にCommonJSモジュールのツリーを構築しました。
JSX
ブラウザ内JSX変換
好んでJSXを使用する開発者のために、我々は開発時用のブラウザ内JSX変換をダウンロードページに用意しています。 JSX変換のエンジンのために、単に<script type="text/jsx">タグを含めるだけです。
注意:
ブラウザ内JSX変換は非常に大きいため、JSXとは無関係なクライアントサイドの処理では避けるべきです。
製品版では使用しないで下さい。
詳細については、次のセクションを確認して下さい。
製品版の作成: JSXのプレコンパイル
npmを使用しているのであれば、
npm install -g react-tools
を実行するだけで、コマンドラインJSXツールをインストールする事が出来ます。
このツールはJSXを使用したファイルを、ブラウザで直接実行することが出来る素のJavaScriptファイルに変換します。
また、ファイルが変更された際に自動的に変換が行われるように、ディレクトリをwatchすることも可能です。
例えば、jsx --watch src/ build/
のようにします。
デフォルトでは、.js
拡張子のJSXファイルが変換されます。
.jsx
拡張子のファイルを変換するのであれば、
jsx --extension jsx src/ build/
を使用して下さい。
このツールの使用方法をより詳しく知りたければ、jsx --help
を実行して下さい。
オープンソース・プロジェクト
オープンソース・コミュニティでは、幾つかのエディタとビルドシステムにJSXを統合するためのツールの構築を行っています。 JSX integrationsで、 これらの完全なリストを確認してみて下さい。