$resource
概要
RESTfulによるサーバサイドとのデータ受け渡しを行うresourceオブジェクトを作成するファクトリーです。
返されたresourceオブジェクトは、低階層の$httpサービスによる受け渡しを必要としない、 高階層の振る舞いを提供するアクションメソッドを持ちます。
使用するには、ngResourceモジュールのインストールが必要になります。
依存関係
使用方法
$resource(url[, paramDefaults][, actions]);
| 引数 | 説明 | 
|---|---|
| url | 
         
          型: 
           
          もし、接尾辞付きのURLを使用する場合、  | 
    
| paramDefaults (任意)  | 
      
         
          型: URLのパラメータのデフォルトの値を指定します。 これらは、アクションメソッドで上書きする事が可能です。 もし、パラメータのいずれかが関数であれば、 パラメータ値がリクエストの取得を必要とする度に実行されます。 (パラメータが上書きされない限り) 
          パラメータオブジェクトの各キーの値は、最初のURLテンプレートへバインドされ、
          もし提供されたキーに余るキーがあれば、URLの検索クエリーとして 
          テンプレート 
          もしパラメータの値に接頭辞として  | 
    
| actions (任意)  | 
      
         
          型: resourceのデフォルトに設定されているアクションを拡張する、カスタムアクションの宣言付きのハッシュです。 この宣言は$http.configのフォーマットで作られているべきです。 
        
       | 
    
| 戻り値 | 説明 | 
| 
         
          型: resourceのアクションが設定された、デフォルトのresource"クラス"(オブジェクト志向としての意味の)のオブジェクトが返ります。 resourceのアクションは任意でカスタムアクションで拡張することが出来ます。 デフォルトで設定されているアクションは、下記の通りです。 
        
          これらのメソッドの呼び出しは、指定したhttpメソッド、遷移先、パラメータを踏まえて、ng.$httpを実行します。
          データがサーバから返されるオブジェクトは、resourceクラスのインスタンスになります。
          
          save、remove、deleteは 
        $resourceオブジェクトのメソッドの実行は、すぐに空の参照(isArrayによるとオブジェクト、または配列)を返すことを理解しておくことは重要です。 サーバからデータが返されると、参照先に実際のデータが入ります。 これは、通常resourceはビューに描画されているモデルに割り当てられているため、便利です。 空のオブジェクトであれば結果的に描画はされず、サーバからデータが取得されると、 オブジェクトにそのデータが入り、ビューは自動的にその新しいデータを表示するための再描画を行います。 これは、ほとんどの場合、アクションメソッドのためのコールバック関数を書く必要が無いことを意味します。 クラスオブジェクト、またはインスタンスオブジェクトのアクションメソッドは、 下記のパラメータ付きで実行することが可能です。 
 successコールバックは、(value, responseHeaders)引数付きで呼び出されます。 errorコールバックは、(httpResponse)引数付きで呼び出されます。 クラスのアクションは、空のインスタンス(下記の追加プロパティを持つ)を返します。 インスタンスのアクションは、アクションのpromiseを返します。 resourceのインスタンスとコレクションは、下記の追加のプロパティを持ちます。  | 
    
サンプル
resourceを使用したクレジットカードの例
// クレジットカードクラスを定義
var CreditCard = $resource('/user/:userId/card/:cardId',
 {userId:123, cardId:'@id'}, {
  charge: {method:'POST', params:{charge:true}}
 });
// サーバから情報を取得
var cards = CreditCard.query(function() {
  // GET: /user/123/card
  // server returns: [ {id:456, number:'1234', name:'Smith'} ];
  var card = cards[0];
  // 各項目は、CreditCardのインスタンス
  expect(card instanceof CreditCard).toEqual(true);
  card.name = "J. Smith";
  // GETではないメソッドが、インスタンスにマッピングされます
  card.$save();
  // POST: /user/123/card/456 {id:456, number:'1234', name:'J. Smith'}
  // サーバから返される値: {id:456, number:'1234', name: 'J. Smith'};
  // 同様にカスタムメソッドをマッピング。
  card.$charge({amount:9.99});
  // POST: /user/123/card/456?amount=9.99&charge=true {id:456, number:'1234', name:'J. Smith'}
});
// 同じ様にインスタンスを作成することが出来ます。
var newCard = new CreditCard({number:'0123'});
newCard.name = "Mike Smith";
newCard.$save();
// POST: /user/123/card {number:'0123', name:'Mike Smith'}
// サーバから返される値: {id:789, number:'01234', name: 'Mike Smith'};
expect(newCard.id).toEqual(789);
この関数による実行から返されたオブジェクトは、 各アクションを定義するための"静的な"メソッドを持つresourceの"クラス"です。
  これらのメソッドの呼び出しは、与えられたメソッド、パラメータ、ヘッダーでURLテンプレート上の$httpを実行します。
  
  サーバからデータが返ると、そのオブジェクトはresource型のインスタンスであり、
  non-GETメソッドの全てが$接頭辞付きで利用可能になります。
  
  これは、サーバサイドのデータのCRUD操作(create、read、update、delete)を簡易的に行えるようにサポートしてくれます。
  
var User = $resource('/user/:userId', {userId:'@id'});
var user = User.get({userId:123}, function() {
  user.abc = true;
  user.$save();
});
get、queryとその他のサーバからのレスポンス内で渡されたものを取得するメソッドのためのsuccessコールバックは、 $httpヘッダーのgetter関数と同様であるため、上記のサンプルを下記のように書き換えることが可能で、 getでhttpヘッダーにアクセスしてます。(翻訳に自信なし) このことを覚えておくと良いかもしれません。
var User = $resource('/user/:userId', {userId:'@id'});
User.get({userId:123}, function(u, getResponseHeaders){
  u.abc = true;
  u.$save(function(u, putResponseHeaders) {
    //u => 保存したuserオブジェクト
    //putResponseHeaders => $http header getter
  });
});
            
          
    © 2017 Google
    Licensed under the Creative Commons Attribution License 3.0.
  
このページは、ページトップのリンク先のAngularJS公式ドキュメント内のページを翻訳した内容を基に構成されています。 下記の項目を確認し、必要に応じて公式のドキュメントをご確認ください。 もし、誤訳などの間違いを見つけましたら、 @tomofまで教えていただければ幸いです。
- AngularJSの更新頻度が高いため、元のコンテンツと比べてドキュメントの情報が古くなっている可能性があります。
 - "訳注:"などの断わりを入れた上で、日本人向けの情報やより分かり易くするための追記を行っている事があります。